バイクは定期的に動かしたほうが良い

バイクは定期的に動かしたほうが良い

バイクに乗るのは楽しいですよね。でも、忙しくてなかなか乗れないときもあります。
そんなとき、せめてエンジンをかけているのではないでしょうか。
ただ、それだけでは足りません。エンジンはバイクにとって心臓といえるパーツではありますが、それだけではありません。
愛車を長く乗り続けるにはエンジン以外のパーツに目を向ける必要があります。

なぜバイクは乗らないと傷むのか?

特に、バイクの場合で問題になるのが可動部分のゴムです。
タイヤやベルト、シールなどのゴム製品は、長期間放置すると劣化してしまいます。ゴムは空気中の酸素や紫外線によって酸化され、硬くなったりひび割れてしまうのです。
また、ゴムは温度変化にも弱く、冬場は特に寒さで収縮してしまいます。これらの劣化は、バイクの性能や安全性に大きな影響を与えかねません。
タイヤがパンクしたり、ベルトが切れたり、シールが漏れたりすると、走行中に事故につながる可能性があります。

『定期的に走らせてやる』ことがいちばん

では、どうすればバイクのゴム製品を長持ちさせることができるのでしょうか?答えは簡単です。
愛車の健康維持には『定期的に走らせてやる』ことがやっぱりいちばんです。
バイクを走らせることで、ゴム製品に適度な負荷をかけて柔軟性を保ったり、温めて伸縮させたりします。
また、走行中に発生する摩擦熱やエンジンオイルなどでゴム製品を保護したり、汚れを落としたりします。
これらのことで、ゴム製品の劣化を防ぎ、寿命を延ばすことができます。

バイクを走らせる以外にも注意すべきことはあるのか?

もちろん、バイクを走らせるだけでは不十分です。
定期的な点検やメンテナンスも必要です。特に、タイヤの空気圧や溝の深さ、ベルトの張力や摩耗具合などは、自分でチェックすることができます。
また、シールやホースなどの液漏れも注意してください。もし異常を発見したら、早めに専門店に相談しましょう。

バイクはあなたのパートナーです

バイクは『乗らない』が最も傷むということを覚えておいてください。
愛車にはいつまでも乗っていたいですよね。そのためには、定期的に走らせることが大切です。
バイクを走らせることで、ゴム製品だけでなく、エンジンや電装系などの他の部品も活性化させることができます。
そして何よりも、バイクを走らせることで、自分自身も楽しくリフレッシュすることができます。バイクはあなたのパートナー。大切にしてあげましょう。